内蔵フラッシュでグルメ その1 [使い方のコツ]
☆はい。アベっちだよ。ちょっと技術的な話がつづいたんで、ちがう話をしよう。夏休みになったし、すぐに使えるテクニックがいいね。旅行に行ったり、遊びに行ったりして、記念写真を撮る。その中にグルメってのがあるでしょ。美味しいものを食べたのは大きな記念。レストランで写真撮っている人、よく見かける。僕もその1人だな。個人のブログはグルメネタばっかりだ(笑)
記録としての料理の写真は18~70㍉F3.5~5.6があれば、十分に写せる。手始めに函館名物の塩ラーメンを撮ってみよう。一般的なレストランだと、明るい窓際に座れば自然光で撮影という方法も考えられる。でも、普通は暗いから内蔵フラッシュを使うことになる。内蔵フラッシュを使うなら、撮影モードはプログラムAEがオススメだ。なぜなら内蔵フラッシュの光量、レンズの絞り、シャッター速度などを、自動的に最適化してくれるからだ。
フラッシュはプログラムAEで
さて、今度は撮り方のコツだ。画面の中にどのくらいにとらえるかだ。一見、うまく収まっているようだけど、これではダメ。迫力がない。腰が退けてるって感じかな。
下の写真くらいにドーンと近寄りたい。周囲が少し切れた方がいいんだ。この方がヤッターって感じがするよね。ところで、内蔵フラッシュを使って驚いた。こんな近接でも少しも露出オーバーにならなかった。みんながいままで使ったカメラはどうだった? 近接でだと露出オーバーになった経験があるでしょ。ストロボの制御って難しくって、近接はうまくできないカメラが多いんだ。α100はこの点がとても優れている!
おっと、まだこれで満足しちゃあいけない。全体が撮れたら、今度は部分のアップを撮ろう。まず麺と透明なスープ。そして泳ぐネギ。
今度はチャーシュー&シナチク。ここはドーンと迫力がほしい。それ!
最後に麺をひとつかみ持ち上げたところを撮ろう。おおっと、下の写真はNGだ。 高く持ち上げすぎだよ。これだと何をしているのかよく分からない。
画面にちゃんとお箸をいれなきゃ。はい。これならOKだ。 思わず食べたくなったでしょ(笑) それならいい写真ってことだ。
この撮影は1人ではできない。必ず誰かに麺を持ち上げてもらって撮ってほしい。万が一1人でチャレンジして、片手で構えたカメラが手から滑って丼の中に落ちても、当ブログは一切関知できません、なんちゃってね。